「空き家」を相続することになった人が知っておくべき「管理項目」

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不動産・投資

相続などで、「空き家」を持つことになった人は管理はどうしたらいいのか悩みますよね・・

しかも物件が遠方だったら、様子を見に行くだけでも一苦労です。

この記事を読むと、

・ 「空き家」の管理項目

・ 管理項目の実施のタイミング

についてわかるようになります。

「空き家」を持つ事になってしまった人、すでに「空き家」を持っている人、は読んでみてください。

わかっているようで、わかっていなかった管理項目に気づけるかもしれません。

コロコロ
コロコロ

相続などで、思ってもいなかったタイミングで「空き家」を持つことになったら、まず何をするべきか、悩むと思います。管理するうえで、何をしなければならないのかチェックしてみてください

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「空き家」の管理項目とは?

「空き家」を持つことになったら、管理をしていかなければなりません。

何となく、こんなことをしないといけないんだろうなぁ、というのは頭に浮かぶと思います。

この記事を読んで抜けがないか、チッェクしてみてください。

空き家の管理項目

1.換気

2.水を流す

3.雨漏り確認

4.庭の手入れ

5.塀の確認

6.郵便物の確認

7.近隣への挨拶

思ったより多くないですか?

これらの項目を定期的に行う必要があります。

一つづつ解説します。

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換気

空き家の管理と聞いて、「換気」が一番頭に浮かびやすいと思います。

換気をして空気の入れ替えをしないと湿気がたまり、ほこりもたまって、非常にいづらい家になってしまいます。

最悪、カビが生える原因にもなります。

家にとってダメージが大きいので「換気」は定期的に行いましょう!

換気のために窓を開けるのですが、クローゼット、押し入れ、下駄箱なんかも扉を開けるようにして下さい。

湿気がたまりやすい場所なので、忘れないようにして下さい。

1か月に1回はしましょう!

水を流す

空き家という事は、誰も住んでいないので、水を使うことがありません。

なので、水道がきちんと使えるか、赤水(サビ)が発生していないか、を確認しないといけません。

人が住んでいると、水道を使わないという事はないので、常に確認ができますが、空き家だと定期的に意識して確認することになります。

その他、長期間、水を流さないでいるとキッチンやトイレにある「封水」が蒸発してなくなって、悪臭が登ってきていることがあります。

これを防ぐ意味でも、定期的に水を流すようにしましょう。

1か月に1回はしましょう!

雨漏り確認

雨漏りが発生していると、家は急速に傷んでいきます。

換気もできない状態なので、なおさらです。

雨漏りの発生しやすい箇所は、天井、サッシまわり、になります。

空き家を見に行くときは、天井にシミがないか、サッシ周りにカビ発生してないか、クロス(壁紙)が浮いてきていないか、等を注意して確認するようにして下さい。

これらの雨漏りの兆候を見落とすと、建物の劣化が進んでしまいます

鉄骨造の建物なら、鉄骨にサビができたりして不動産価値を大きく下げることになります。

不動産価値を守るためにも、しっかり確認してください。

1か月に1回はしましょう!

庭の手入れ

空き家でおいておくと、庭がある場合、草が伸び放題になります。

夏前から伸び始めて、虫が住み着くようになり、近所の猫やネズミ、狸なんかが住処にしてしまうこともあり得ます。

これは近隣の人にとって非常に迷惑なことです。

何もしないでおくと、近隣とのトラブルになりかねないので、対処が必要です。

自分で草刈りに行くか、業者に頼むかして綺麗にしておくよう心がけましょう

1か月に1回はしましょう!

塀の確認

自分で所有している空き家と隣地の境界とか、道路との境界に、ブロック塀やレンガを積んだ塀があることがあります。

このブロック塀などが、古い場合、ぐらついていることがあります。

ブロック塀の場合、中に鉄筋を入れないといけないのですが、入っていなかったり、建築基準法で定められている高さを超えていたりすると、ぐらつきの原因になります。

この状態をほっておくと、地震が来た時などに倒壊してしまう恐れがあります。

倒壊して、誰かを汚させてしまったりしたら大変です。

ブロック塀等は確認して、ぐらついているようなら、積みなおすなりして、安全な状態にしておきましょう。

郵便物の確認

相続などで空き家を持つことになっても、しばらくの間、前所有者宛の郵便物が届きます。

これらは、ポストにたまっていくので見栄えも悪いし、空き家だとバレるので、泥棒などに狙われやすくなってしまいます。

なので空き家を見に行く機会には郵便物を確認して、郵便局に連絡したり、明らかに要らないものは廃棄するようにして下さい。

近隣への挨拶

これまでに紹介してきた管理項目で、塀の事や、庭の事は、近隣の方に迷惑をかけることになりかねない項目です。

空き家を見に行く際には、近隣の方に声をかけて迷惑になっていないか確認するようにして下さい。

そして、できれば自分の連絡先を教えておくといいと思います。

何かあったら連絡してもらえるようにしておくと、対応しやすいと思います

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まとめ

ここまで「空き家」の管理についてお話して来ました。

想像していた項目より多いなと思った人もいらっしゃると思います。

この記事を、チェックシート代わりに使って、漏れがないか確認しながら管理しましょう。

結構面倒なんですが、大体1か月に1回はするようにして下さい

ここで書いた管理項目は、不動産の資産価値を落とさない為だったり、防犯上だったり、必要なことばかりです。

住んでいる人がいれば、自然とやっていることです。

空き家と言えども、自分の名義であれば管理の責任が発生します。

それに、固定資産税、水道料金、電気料金、火災保険料、業者に庭の木の剪定を頼めばその費用、マンションなら管理費積立金、がかかります。

空き家を所有するという事は結構負担がかかることになります

空き家を所有していて怖いのは、火事です。

住んでいなくても放火されたり、風の強い日に火のついた何かが飛んできて燃え移ることだって考えられます。

近隣の人の家も燃えたりしたら、目も当てられません。

なので空き家は自分では利用方法がないのなら、売却するのがいいと思います。

これまで紹介してきた責任や近隣への迷惑の事を、考えなくてよくなるからです。

一度売却することも考えてみてください

この記事が、あなたの空き家の管理のお役に立てたならうれしく思います

以上、コロコロでした!

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