不動産の売却は、多くの人にとって人生で何度も経験することではありません。その「慣れていない状況」こそ、詐欺師が狙う最大のポイントです。
最近は巧妙な 不動産売却詐欺 が増えており、気づかないうちに大きな金銭トラブルへ巻き込まれるケースもあります。
本記事では、実際に多発している 不動産詐欺手口 と、被害に遭わないための見抜き方、安全な売却方法をわかりやすく解説します。
読み終える頃には「安全に取引できるための判断基準」が身につき、安心して査定依頼できるようになります。
ＰＲ
不動産売却で増えている詐欺の特徴
不動産売却詐欺の多くは、一般の売主が気づきにくいタイミングを狙って仕掛けられます。
よくある特徴
売主の知識不足につけ込む
“急がせる”ことで冷静な判断を奪う
プロっぽい言葉・書類で信じさせる
仲介手数料や預り金など「理由のある費用」として金銭を要求する
これから具体的な手口を解説します。
多発中の不動産売却詐欺の手口7つ
① 「買主がすぐ見つかる」系の即決誘導
「今すぐ買いたい人がいる」「この場で決めてもらえれば高値で売れる」などと言われ、契約を急がせて金銭を振り込ませる手口。
実際には買主など存在せず、手付金や手数料をだまし取ることが目的です。
▶ 見抜き方
本当に買主が存在する場合、買付証明書や資金計画書の提示が必ずあります。
② 違法な「囲い込み」で売主を不利に誘導
不動産会社が他社からの問い合わせを故意に遮断し、売主に「売れないから値下げしましょう」と誘導する悪質な手口。
情報を囲い込むことで、買主候補が減り、不当に安く売却させられることがあります。
▶ 見抜き方
・レインズへの登録状況を確認する
・他社からの反響がゼロなら要注意
③ 「買取保証」を餌にした虚偽説明
「高値で売れなかったら当社が買い取ります」と言いながら、契約後に「やっぱり買取価格は下げます」などと条件を変えてくるケース。
▶ 見抜き方
買取保証の条件は必ず書面で確認。口頭説明だけの契約は危険。
④ 無断で売却活動を進める“勝手に契約”系詐欺
媒介契約を理由に、売主の許可なく価格変更や広告を進められてしまうケース。
ひどい場合は売主に無断で買主と交渉し、勝手に話を進める例もあります。
▶ 見抜き方
・媒介契約書の「業務範囲」を確認
・毎週の報告がない会社は危険
⑤ リフォーム費用・調査費用を名目にした架空請求
「売却に必要」と言われ、リフォーム、調査費用、シロアリ点検などの名目でお金を要求される詐欺。
サービス実態がなかったり、明らかに相場より高額な請求をされることがあります。
▶ 見抜き方
査定の段階で費用を要求してくる会社はほぼ危険。
⑥ “相続や税務が必要”と言って別業者へ誘導する連携型詐欺
「相続が必要」「税務署への手続きが複雑」などと脅し、税理士や司法書士を名乗る別業者へ誘導し、追加費用を請求する手口。
▶ 見抜き方
必要な手続きは自治体や公的窓口でも無料で確認可能。
⑦ 買主からの“手付金預かり”を利用した持ち逃げ系詐欺
「買主から手付金を預かった」と言って金額を提示し、そのまま持ち逃げする悪質なケース。
▶ 見抜き方
手付金は買主 → 仲介会社 → 売主へ正規ルートで送金される。
口座の透明性が低い業者は避けるべき。
３．詐欺被害に遭いやすい人の共通点
・不動産売却が初めて
・売却を急いでいる（離婚・相続・転居など）
・高く売りたい気持ちが強い
・業者の言うことを「専門だから」と信用しすぎる
詐欺師は「焦っている人」を見抜くプロです。
少しでも不安を感じたら、セカンドオピニオンとして複数の会社へ査定依頼するのが最強の防御策になります。
詐欺を見抜くためのチェックリスト
次の項目に1つでも当てはまれば危険です。
・契約を急かしてくる
・書類より口頭説明が多い
・相場より明らかに高い査定価格を提示
・前払いや手付金を振り込むよう指示される
・満足な説明なく「当社が最良」と主張する
・他社へ相談しようとすると態度が変わる
不動産売却は数千万円規模。
少しでも違和感を感じたら、その業者は避けるべきです。
安全に不動産を売却するための絶対ルール
① 査定は必ず複数社で比較する
1社だけの査定では、相場も適正価格も見えません。
詐欺師にとって最もやりやすい状況です。
複数社に依頼すれば、異常に高い査定・不自然な条件をすぐに見抜けます。
② 媒介契約書を必ずすべて読む
特に要チェックなのは以下。
・仲介手数料
・広告活動の範囲と報告義務
・契約期間
・買取保証の条件
わからない部分は、そのままサインせず質問の時間を取りましょう。
③ 書類・金銭のやり取りは必ず記録を残す
メール、LINE、見積書、契約書など、すべて保存。
万一トラブルが起きても証拠になります。
④ 不動産会社の“免許番号”は必ず確認
免許番号が古すぎる、更新されていない、不自然な表記の場合、違法業者の可能性があります。
ＰＲ あなたの不動産いくらで売れる？まとめ：安全な売却の最初の一歩は“信頼できる査定依頼”から
不動産売却詐欺は、年々巧妙化しています。
しかし、売主が正しい知識を持ち、信頼できる業者に相談すれば被害を防ぐことは十分可能です。
最も確実な安全策は、
「複数社へ査定依頼して比較すること」
これだけで、詐欺の80％は防げます。
あなたの大切な不動産を守るためにも、
まずは信頼できる不動産会社へ、
“無料でリスクゼロ”の査定から始めてみませんか？
↓大手不動産会社への査定依頼ならコチラ↓
ここまで読んでいただきありがとうございました
以上、コロコロでした！
PR
コメント