不動産会社の営業の人にいろいろ物件を見せてもらって気に入る物件がありました!
気に入ったのは良いけど、この後どうなっていくのか、全体像が分からないので少し不安です
こんな不安をお持ちの人に向けた記事です。
不動産の購入は人生の中で一番大きな買い物という人がほとんどです。
その不動産購入の手続きがわからないと、不安ですよね。
物件を気に入って、そこから契約するまでの流れと注意点を解説します
これから家を購入しようと考えている人は参考にしてください。
いい物件が見つかると嬉しいですよね。でもそこからの手続きが見えてこないと不安になることもあると思います。そんな人向けの記事です。
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不動産購入の流れについて、お話します。
- 気に入った物件が見つかる
- 契約
- 住宅ローン申し込み
- 住宅ローンを使う金融機関と金消契約
- 決済 引き渡し
全体的にはこんな感じで進んでいきます。
今回は1の「気に入った物件が見つかる」から、2の「契約」までの間にどういうことが行われて、どういうことに注意したらいいのかについてお話します
価格交渉
いい物件が見つかった!と思ってうれしくて購入を申し込みたい!という気持ちになったとします。
そこで物件を紹介してくれた不動産会社の担当者に購入したいと伝えると、「購入申込書」(買付証明書)に署名してほしいと言われると思います。
そこで金額は交渉できるか確かめましょう
ここ大事です!
何も言ってくれない担当者もいるのでこちらから聞いてみてください。
どれくらい交渉できるか、もしくは全然できないのか、は売主の都合や性格によって変わってきます。
あと、売りに出してどれくらいたっているかにもよります。
その辺は不動産会社の担当者とよく相談してみてください。
そして申し込む金額を決定して、購入申込書に署名して、不動産会社の担当者に渡しましょう!
あとは売主さんとの交渉をその不動産会社の担当者がしてくれます。
そしてその返事を待ちます
返事のパターンとして
① 交渉金額でOK
② もう少し金額アップしてほしい
③ 一切引けません
この3つが考えられます。
①の交渉金額でOKが、一番いいのですが、売主さんにも都合があります
例えば、3280万円の物件を、3200万円で購入申込書を出したとしたら80万円負けてほしいといったことになります。
売主さんが、80万円引くのは嫌だなぁ、と思う事はあります。
でも、「80万円引くのは嫌だけど、50万円なら引いてもいいよ」と言ってくれることがあります。
これが②のパターンです。
上の二つに対して、「一切金額負けないよ、3280万円じゃないと契約しない」というのが③のパターンになります。
大体この3つのパターンのうちのどれかなのでどの返事が返ってきてもいいようにいろいろ考えて返事を待ちましょう。
①の返事以外は、「話がまとまってない」という事になるので、もう一度不動産会社の担当者と相談して、金額をアップしても買いたいか、交渉金額が通らないなら買わないか、を決めなければならないことになります
その決断次第で、契約に進むか、別物件を探すか方向性を決めることになります。
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ここで、注意点をお話します。
① 購入申込書を書いたからには、金額交渉がまとまれば契約すること
② 金額交渉してやり取りしている間に他の人が購入してしまうリスクがある事
この二つが大きなポイントになります。
一つずつ説明します。
①購入申込書を書いたからには金額交渉がまとまれば契約すること
「購入申込書を書く」という事は、この金額、この条件が通れば必ず契約する、と約束するものです。
口約束では、本気度が伝わらないので書面にしています。
不動産会社の担当者もそれを信用して交渉に行きます。
その交渉をまとめた後に「やっぱり契約しない」というのは不動産会社の担当者、売主、に対して大変失礼に当たります。
前に、「不動産の購入は人生で一番大きな買い物」と言いましたが、売る方にとっても人生で一番大きな売却なのです。
なので、中途半端な気持ちで購入申込書に署名するのはやめてください
不安な点があるなら、解消してから署名するようにしましょう。
もし、交渉がまとまってから、「やっぱり契約しない」と言ったら、不動産会社の担当者はどうなるでしょうか?
売主の所に菓子折りもって謝罪に行くことになります。
最悪の場合、「今後の不動産売却は任せない」と言われてしまいかねません
そうすると会社に帰って上司にこっぴどく叱られることになります。
なので不動産会社の担当にとっても大きなことなので、しっかり気持ちを固めてから購入申込書に署名するようにして下さい
② 金額交渉してやり取りしている間に他の人が購入してしまうリスクがある事
せっかく気に入って購入申し込みした物件ですが、金額交渉している期間は、ほとんどの場合物件は止まっていません。
「止まっていない」というのは、あなただけに交渉相手を絞っていない状態のことを言います。
つまり他の人が、あなたがやり取りしている間に、決めてしまうかもしれない、という事です。
よくスポーツ選手の移籍の話で、Aというチームと交渉している最中に、Bというチームがかっさらってしまった、という話があります。
それと似ています。
3280万円の物件に対して、80万円値下げの交渉している最中に、他から「3280万円で買う」という購入申込書が来たら、売主としてはそちらに売りたいですよね。
交渉中はあくまでも交渉中であるので、他の人が買ってしまうリスクがあるという事を覚えておいてください。
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気に入った物件が見つかって、そこから契約に行くまでの間のやり取りについてお話して来ました。
価格交渉について、注意点について、理解していただけたかなと思います。
大きな買い物なのは、関わる人にとってみな同じなので、誠実にやっていくことが、大事です。
不動産会社の担当者にとって、交渉をまとめてきたのに、契約しないと言われることは、ほんとに一大事になります。
場合によっては業界内の評判を落とすことになります。
繰り返しになりますが、購入申込書はほんとに気持ちを固めてから書くようにして下さいね。
この記事が、これから不動産を購入しようと思っている方の参考になったなら幸いに思います
ここまで読んでいただきありがとうございました
以上、コロコロでした!
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