【土地探しの盲点】埋蔵文化財包蔵地について注意しよう!

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不動産・投資

マイホームを建てようと思って、土地探しをしている人は多くいらっしゃると思います。

土地探しの注意点なんかも気になっていると思います。

その注意点の中で、盲点になりがちな「埋蔵文化財包蔵地」についてお話します。

これを見落とすと、結構大きな痛手になることがあります。

注意してくださいね。

コロコロ
コロコロ

土地探しを不動産会社に依頼すると、埋蔵文化財包蔵地内の物件かどうか教えてくれると思いますが、忘れる可能性もないとは言えないので理解しておくようにしましょう!

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埋蔵文化財包蔵地とは何か

まず「埋蔵文化財包蔵地」という言葉を初めて聞いた、という人のためになんなのかをお話します。

埋蔵文化財とは土に埋まっている文化財のことを言います。

包蔵地は文化財が埋まってそうな範囲の事です

文化財の例を挙げていきます

・土器

・石器

・銅鐸

などの遺物や

・貝塚

・住居跡

・古墳

・城址

などの遺構や

・化石

・地質鉱物

なんかも入ります。

ここまで見て、「えっ?そんなのどこに埋まっているかなんてわからないじゃないか!」と思われると思いますが、各市町村で、過去に出土したデータなどから、「この辺りは出やすいです」という範囲を示した地図を作っています。

それを見たら大体予測がつくようになっています

そして、この範囲に入っている土地で、建築物を建てようとすると、「届出」が必要になる場合があります。

「届け出」をされた工事に対して埋蔵文化財の保護上特に必要がある時には、工事前に発掘調査など必要な指示ができるとされています。

最悪の場合は、工事ができなくなることがあります。

先ほど「届け出」が必要と言いましたが、必要じゃない場合もあります。

必要かどうかは、各市町村の教育委員会が判断することになっています。

なので、「この場所で建築をしようと思うけど、埋蔵文化財の包蔵地に当たるかどうか調査お願いします」という形で問い合わせします。

すると「届け出」が必要かどうか返事があるのでそれに従うことになります

不要という返事なら安心ですが、必要との返事だと最悪工事中止になるので怖いです。

家を建てようと思って土地を買ったのに家を建てられない、という事になるからです。

なので埋蔵文化財包蔵地の地図を見て、範囲内の土地を購入するときは最悪工事できないという事があるという覚悟がいります。

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埋蔵文化財包蔵地に注意が必要な理由

埋蔵文化財包蔵地に含まれていて教育委員会に調査依頼をかけて、届出が必要と言われたら、怖いという話はしました。

せっかく買った土地に数か月着工できないのは痛いですよね。

金融機関から借り入れして土地を買っているなら金利は掛かっているし、家が建つまで住んでいるところが賃貸住宅なら家賃もかかります。

埋蔵文化財包蔵地の問題点を挙げていきます

  • 建築をする前に届け出が必要なこと
  • 教育委員会による試掘が行われる
  • 試掘の結果、遺跡などが見つかると本調査が行われること
  • 試掘の結果、予定していた建築物の変更を言われることがある
  • 発掘調査の結果は冊子にまとめられる
  • 発掘調査は刷毛などでちょっとづつ進んでいくので時間と費用がとにかく掛かる
  • 発掘調査が終わるまで建築に着手はできない
  • 調査の費用は土地所有者の負担になる(個人の専用住宅の場合補助性がある)

これだけあります。

そんなにあるのか!と思われた方もいらっしゃると思います。

発掘調査の様子は、テレビのニュースなんかで見たことあると思いますが、土器などを壊さないように刷毛でちょこちょこやっていくのでとにかく時間がかかります。

土地の所有者からしたら、「もっと早くやってくれ!」と思うと思います。これだけのリスクがあるので埋蔵文化財包蔵地の土地を購入するのはリスクを背負うことになります

【中古戸建の場合も注意が必要】

これまで埋蔵文化財包蔵地の土地の話をしてきましたが、埋蔵文化財包蔵地の中に建っている中古住宅を購入する場合も注意が必要です。

すぐにどうこうはないのですが、文化財保護法が制定される前に建てられた家の場合、将来建て替えの時期がやってきたときに届け出をして試掘が行われる可能性があります。

なので、「すでに建っているから建て替えもOKのはずだ」という考えは通らないこともあるので危険です。

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まとめ

埋蔵文化財包蔵地についてお話して来ました。

初めて聞いた人も多かったと思います。

具体的には埋蔵文化財の包蔵地に当たるかどうかは市区町村の教育委員会で聞くことになりますが、埋蔵文化財が出やすいところというのがあります

  • 京都
  • 奈良
  • 鎌倉

などの古都です。特に京都市の中心部はほぼ全域そうです。

まぁ色々出てきそうなので大変ですよね。

私の会社で家を建てようと思っていた土地が、埋蔵文化財包蔵地にあっていろいろ言われたことがあります。

その時は基礎の深さを土器の出土する深さまで掘らずに行けたので、工事がストップすることなく建築できましたが、危なかったです。

個人の専用住宅の場合、最終的には費用を行政が持ってくれるとはいえ、届出の手間や建築着工の遅れなど土地所有者に不利益があります。

なので、埋蔵文化財包蔵地の土地を購入してもいいかどうかと言えば、おススメはできません。

埋蔵文化財包蔵地の土地以外から探すのが無難です。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

この記事があなたの土地探しの参考になったならうれしく思います。

以上、コロコロでした!

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