家が売れない7つの原因と対策|値下げする前に見直すポイント

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家が売れない原因を調べるために不動産会社の販売資料とスマートフォンを確認する女性 不動産・投資

「家を売り出して2か月たつのに、ほとんど問い合わせがない……」

「内覧には来るけれど、なかなか購入につながらない」

「不動産会社から値下げを勧められたけれど、本当に下げていいの?」

家がなかなか売れないと、不安になります。

特に住宅ローンが残っていたり、住み替えや転勤などで期限が決まっていたりすると、

「早く売らなければ」

という気持ちが強くなるでしょう。

しかし、ここで焦って大幅に値下げするのはおすすめしません。

私は不動産業界に28年以上携わり、多くの不動産売買や住宅の現場を見てきました。

その経験からお伝えしたいのは、

家が売れない原因は「価格」だけとは限らない

ということです。

例えば、

・売出価格

・物件写真

・広告内容

・内覧時の印象

・販売戦略

・売却時期

・不動産会社や担当者

など、さまざまな原因が考えられます。

原因を確認せず、

「売れないから100万円下げましょう」

「さらに200万円下げましょう」

と価格だけを下げ続けると、後から、

「本当に値下げが必要だったのだろうか」

と後悔する可能性があります。

この記事では、家が売れないときに確認したい7つの原因と、その対策を分かりやすく解説します。

すでに売却活動を始めている方は、値下げする前のチェックリストとして使ってください。

  1. 家が売れないときは「問い合わせ」と「内覧」を分けて考える
    1. 問い合わせ自体が少ない場合
    2. 内覧はあるのに売れない場合
    3. 担当者に数字を聞いてみる
  2. 原因1|売出価格が相場と合っていない
    1. 高く売りたいから高く出す、だけでは難しい
    2. ただし、売れないから即値下げではない
  3. 原因2|物件写真・広告で魅力が伝わっていない
    1. 自分の家の広告を一度見てみる
    2. 写真を変えるだけで改善できることもある
  4. 4コマ漫画|売れないから値下げしたけれど…
  5. 値下げは「最後の手段」ではないが、最初の手段でもない
  6. 原因3|内覧で物件の印象を落としている
    1. 内覧前に確認したいポイント
    2. 「生活感を全部消す」必要はない
    3. 内覧後の感想を担当者へ聞く
  7. 原因4|売却時期や競合物件の影響を受けている
    1. ライバル物件を自分でも見てみる
    2. 売却時期だけを理由に焦らない
  8. 原因5|不動産会社の販売戦略が弱い
    1. 担当者へ5つ質問してみる
    2. 売れない原因を説明できる担当者か
  9. 不動産会社を変える前に確認したいこと
    1. 不動産会社の見直しを考えたいケース
    2. 「会社を変える」前に「他社の意見を聞く」という方法もある
  10. 家が売れないときこそ「再査定」で現在価格を確認する
    1. 再査定ではこの5項目を比較する
  11. 売れないなら「値下げ」の前に他社の意見も確認する
  12. 原因6|物件そのものに「売りにくい条件」がある
    1. 古い家なら「建物」だけで考えない
    2. 売る前に高額なリフォームをしない
  13. 原因7|「仲介で売る」ことだけにこだわっている
    1. 仲介と買取は何が違う?
    2. 「売れないから即買取」でもない
  14. 仲介を続けるか、会社を変えるか、買取にするか
    1. 選択肢1|現在の会社で仲介を続ける
    2. 選択肢2|別の不動産会社を検討する
    3. 選択肢3|買取を比較する
  15. 家が売れないときの7ステップ
    1. STEP1|問い合わせ件数を確認する
    2. STEP2|内覧件数を確認する
    3. STEP3|競合物件と比較する
    4. STEP4|広告と写真を見直す
    5. STEP5|担当者へ販売戦略を聞く
    6. STEP6|他社へ再査定を依頼する
    7. STEP7|仲介・会社変更・買取を比較する
  16. 家が売れないときのチェックリスト
  17. こんな状態なら「再査定」を検討しましょう
  18. まとめ|家が売れないときは「値下げ」より先に原因を探す
  19. 家が売れないなら「別の会社ならどう売るか」を確認する

家が売れないときは「問い合わせ」と「内覧」を分けて考える

家の売却状況について問い合わせ件数や内覧件数の資料を確認する夫婦と不動産会社の営業担当者

家が売れないとき、

最初に確認してほしいことがあります。

それが、

問い合わせがないのか

それとも、

内覧はあるけれど売れないのか

という違いです。

この2つは、原因が違う可能性があります。

問い合わせ自体が少ない場合

例えば、

・売出価格が相場より高い

・広告写真が魅力的ではない

・物件情報が十分掲載されていない

・購入希望者が少ない時期

・競合物件が多い

などが考えられます。

つまり、

購入希望者が「見てみたい」と思うところまで到達していない

可能性があります。

内覧はあるのに売れない場合

一方、

問い合わせもある。

内覧にも来る。

それなのに売れない。

という場合は、

・室内の印象

・整理整頓

・におい

・設備の状態

・価格と物件状態のバランス

・購入希望者の条件

などを確認します。

つまり、

広告では興味を持ってもらえているけれど、現地を見たあと購入まで進んでいない

状態です。

この違いを把握するだけでも、改善するポイントが見えてきます。


担当者に数字を聞いてみる

「最近どうですか?」

だけではなく、具体的に質問してください。

例えば、

「この1か月で問い合わせは何件ありましたか?」

「内覧は何組ありましたか?」

「内覧した人は何と言っていましたか?」

「広告ページはどのくらい見られていますか?」

などです。

販売状況を数字で確認すれば、

値下げするべきなのか、別の部分を改善するべきなのか

判断しやすくなります。


不動産売却全体の流れから確認したい方は、

不動産売却完全ガイド|家を高く・早く売る7つの鉄則

も参考にしてください。


原因1|売出価格が相場と合っていない

周辺相場と自宅の売出価格を比較する夫婦

家が売れない原因として、最初に確認したいのが、

売出価格

です。

例えば、周辺の似た物件が、

3,000万円

3,100万円

3,200万円

前後で販売されているのに、

自宅だけ3,800万円だったらどうでしょうか。

購入希望者はインターネットで複数の物件を簡単に比較できます。

そのため、

「この家だけ高い」

と思われれば、内覧候補から外れてしまう可能性があります。


高く売りたいから高く出す、だけでは難しい

売主として、

「できるだけ高く売りたい」

と思うのは当然です。

しかし、

希望価格と市場価格は別

です。

4,000万円で売りたいから4,000万円で売れるわけではありません。

周辺の成約事例。

現在販売中の競合物件。

築年数。

土地・建物面積。

駅からの距離。

物件状態。

などを踏まえて価格を考える必要があります。


ただし、売れないから即値下げではない

ここが重要です。

価格が原因の可能性はありますが、

問い合わせがない=必ず価格が高い

とは限りません。

例えば、

物件写真が暗い。

広告の情報量が少ない。

間取りの魅力が伝わっていない。

販売活動が十分行われていない。

という可能性もあります。

そのため担当者から、

「売れないので200万円下げましょう」

と言われたら、

「なぜ200万円なのですか?」

と聞いてください。

さらに、

「現在の問い合わせ件数は?」

「競合物件はいくらですか?」

「値下げすると、どの購入者層へ届くようになりますか?」

まで確認しましょう。

理由を確認してから値下げしても遅くありません。

原因2|物件写真・広告で魅力が伝わっていない

暗い物件写真と明るく撮影された物件写真を比較する女性

現在の不動産売却では、多くの購入希望者が最初にインターネットで物件を探します。

つまり、

購入希望者が最初に見るのは、

実際の家ではなく、

物件写真や広告情報

であることが多いのです。

例えば、

同じリビングでも、

カーテンが閉まって暗い写真。

荷物が大量に写っている写真。

斜めに撮影されて部屋が分かりにくい写真。

より、

明るく整理された室内。

部屋全体が分かる写真。

清潔感のあるキッチン。

庭やバルコニー。

などが分かる方が、購入希望者は暮らしをイメージしやすくなります。


自分の家の広告を一度見てみる

売却を不動産会社へ任せると、

自分の物件がインターネット上でどう紹介されているか確認していない方もいます。

一度、購入希望者になったつもりで見てください。

確認するのは、

・写真は明るいか

・写真枚数は十分か

・間取り図は見やすいか

・物件の特徴が説明されているか

・周辺環境が分かるか

・魅力が具体的に伝わるか

です。

「自分が買主なら、この広告を見て内覧したいと思うか?」

という視点で確認すると改善点が見つかります。


写真を変えるだけで改善できることもある

広告写真が原因なら、いきなり100万円値下げするより先に、

室内を整理する。

カーテンを開ける。

照明をつける。

不要な物を片付ける。

写真を撮り直す。

といった改善を試す方法があります。

大きなお金をかけずにできる対策から始めましょう。

4コマ漫画|売れないから値下げしたけれど…

3,500万円で自宅の売却を開始し、早く売れることを期待する夫婦
売却開始から1か月問い合わせがなく、不動産営業担当者から100万円の値下げを提案される夫婦
家が売れず再び200万円の値下げを提案され、価格以外にも売れない原因があるのではと悩む夫婦
別の不動産会社の提案を比較し、値下げ前に写真・広告・価格・販売戦略など家が売れない原因を見直す夫婦

値下げは「最後の手段」ではないが、最初の手段でもない

家が売れないと、

価格を下げることばかり考えてしまいます。

しかし値下げは、

悪い方法でも、

失敗でもありません。

市場価格に合わせるために必要な場合もあります。

重要なのは、

原因を確認したうえで値下げすること

です。

例えば、

広告を改善した。

写真も撮り直した。

内覧対応も改善した。

競合物件も確認した。

それでも反響が少なく、

周辺相場より明らかに価格が高い。

という状況なら、価格調整には合理的な理由があります。

一方で、

販売活動をほとんど確認せず、

「売れないから値下げ」

を繰り返すのは避けたいところです。

まず、

価格

広告

内覧

販売戦略

を順番に確認してください。

それでも改善しない場合は、

不動産会社や担当者そのものを見直す

という選択肢も出てきます。

原因3|内覧で物件の印象を落としている

明るく整理されたリビングを内覧する家族と売主

問い合わせがあり、内覧にも来てもらえる。

それなのに購入申し込みにつながらない。

この場合は、

内覧時の印象

を一度見直してみましょう。

購入希望者は、物件情報や写真を見て、

「ここなら住んでみたい」

と思ったから内覧に来ています。

つまり、

広告で興味を持ってもらうところまでは成功している

ということです。

それでも購入につながらないなら、実際に家を見たときに何か気になる部分があった可能性があります。


内覧前に確認したいポイント

高額なリフォームをする必要はありません。

まず確認したいのは、

・玄関は整理されているか

・室内に不要な荷物が多すぎないか

・カーテンを開けて明るくしているか

・キッチンや水回りは清潔か

・ペットやタバコなどのにおいはないか

・庭やバルコニーが荒れていないか

・収納の中が荷物でいっぱいになっていないか

などです。

特に玄関は、

購入希望者が最初に見る場所です。

靴や荷物が大量に置かれているより、整理されている方が良い印象を持ってもらいやすくなります。


「生活感を全部消す」必要はない

居住中の家なら、生活感があるのは当然です。

モデルルームのようにする必要はありません。

重要なのは、

購入希望者が「自分たちがここで暮らす姿」を想像できる状態

にすることです。

荷物が多い場合は、すべて処分しなくても、

一時的に別室へ移す。

不要なものを片付ける。

収納を整理する。

だけでも印象は変わります。


内覧後の感想を担当者へ聞く

内覧が終わったら、

「どうでしたか?」

だけではなく、

購入希望者が何を気にしていたのか

を担当者へ確認しましょう。

例えば、

「価格は問題ないけれど室内の傷みが気になる」

「駅から少し遠い」

「収納が少ない」

「他の物件と比較したい」

などです。

内覧者の声が集まれば、

売れない原因を判断する材料になります。

内覧が5件、10件と続いているのに購入申し込みがない場合は、担当者と一緒に共通する理由がないか確認してください。

原因4|売却時期や競合物件の影響を受けている

周辺で販売されている複数の住宅を比較する夫婦と営業担当者

【画像⑤:周辺で販売されている複数の住宅を比較する夫婦と営業担当者】

価格。

写真。

内覧。

ここまで問題がなくても、家がなかなか売れないことがあります。

その場合に確認したいのが、

周辺の競合物件

です。

購入希望者は、あなたの家だけを見ているわけではありません。

例えば同じ地域に、

あなたの家 3,500万円

競合A 3,380万円

競合B 3,450万円

競合C 3,480万円

という物件があれば、比較されます。

価格だけではなく、

築年数。

土地面積。

建物面積。

駅からの距離。

駐車場。

リフォーム状況。

設備。

なども比較されます。


ライバル物件を自分でも見てみる

担当者へ、

「今、この地域で競合になっている物件を教えてください」

と聞いてみましょう。

そして可能なら、自分でも不動産ポータルサイトなどで確認してみてください。

購入希望者と同じ目線で見ることが大切です。

例えば、

「同じ価格なのに、競合物件の方が築浅だ」

「こちらの方が土地は広い」

「競合は駅から近い」

「こちらは駐車場が2台ある」

といった違いが見えてきます。

そうすれば、

自宅の強みを広告でどう伝えるべきか

も考えやすくなります。


売却時期だけを理由に焦らない

不動産市場には、転勤・進学・住み替えなどで購入需要が動きやすい時期があります。

ただし、

「この季節だから絶対売れない」

と決めつける必要はありません。

地域や物件の種類によって需要は違います。

重要なのは、

今の市場で、

どんな購入希望者がいるのか。

競合物件がどのくらいあるのか。

を確認することです。

期限に余裕があるなら販売期間を長めに取る。

期限が決まっているなら価格や買取も比較する。

というように、自分の状況に合わせて販売方法を考えましょう。


期限付き売却については、

期限付きの不動産売却で失敗しない7つの鉄則|離婚・相続・住宅ローンにも対応

も参考にしてください。


原因5|不動産会社の販売戦略が弱い

販売データを見ながら売れない原因を分析する夫婦と営業担当者

価格も大きく外れていない。

写真も悪くない。

内覧対応もしている。

それでも売れない。

この段階で確認したいのが、

不動産会社の販売活動

です。

媒介契約を結んだからといって、

「後は全部不動産会社へ任せておけばいい」

とは考えない方がよいでしょう。

売主自身も、

どのように販売されているのか

を確認してください。


担当者へ5つ質問してみる

まず次の質問をしてみましょう。

①どこに広告を掲載していますか?

どのような方法で購入希望者へ物件情報を届けているのか確認します。

②問い合わせは何件ありましたか?

問い合わせ数の推移を確認します。

③内覧後の反応はどうですか?

購入希望者からの感想を確認します。

④競合物件と比べてどうですか?

価格だけでなく、物件条件まで比較します。

⑤今後の販売戦略は何ですか?

これが特に重要です。

「もう少し様子を見ましょう」

だけではなく、

「写真を変更します」

「広告文を改善します」

「売出価格を○○万円に変更します」

など、具体的な提案があるか確認してください。


売れない原因を説明できる担当者か

家が売れないこと自体が、担当者の能力不足とは限りません。

不動産には、

価格。

立地。

市場。

買主とのタイミング。

など、さまざまな要因があります。

しかし、

なぜ売れていないのかを分析し、次の対策を提案できるか

は担当者を判断する重要なポイントです。

例えば、

「問い合わせは多いですが内覧につながっていないので、広告と価格のバランスを見直しましょう」

「内覧はありますが価格への指摘が多いので、競合物件と比較しましょう」

という説明があれば、次に何をすべきか分かります。

反対に、

毎回、

「もう少し様子を見ましょう」

または、

「値下げしましょう」

だけなら、一度販売方法について詳しく確認した方がよいでしょう。


担当者選びについては、

不動産売却の営業担当者を見極める7つの鉄則

も参考にしてください。


不動産会社を変える前に確認したいこと

現在の販売状況と別会社の提案資料を比較する夫婦

家が売れないと、

「不動産会社を変えた方がいいのでは?」

と考えることがあります。

実際、会社や担当者を見直すことで販売方法が変わる可能性はあります。

ただし、

売れない=すぐ不動産会社を変更

とも限りません。

まず現在の担当者へ、

・問い合わせ件数

・内覧件数

・購入希望者からの反応

・広告掲載状況

・競合物件

・現在価格の根拠

・今後の販売戦略

を確認してください。

その説明を聞いたうえで判断します。


不動産会社の見直しを考えたいケース

例えば、

・販売状況の報告がほとんどない

・問い合わせ件数を把握していない

・広告内容を改善してくれない

・質問への回答が曖昧

・具体的な販売戦略がない

・値下げしか提案されない

といった状態が続いているなら、他社の意見を聞くことを検討してもよいでしょう。

ただし、現在結んでいる媒介契約の種類や契約期間などによって対応が異なります。

まず契約内容を確認してください。


「会社を変える」前に「他社の意見を聞く」という方法もある

いきなり現在の不動産会社との関係を終わらせなくても、

別の会社ならこの物件をどう評価するのか

を確認する方法があります。

例えば別会社へ相談すると、

「価格は問題ないと思います」

「写真を改善した方がいいです」

「この地域なら別の購入者層を狙えます」

「買取も比較できます」

など、違った視点が出てくることがあります。

そこで初めて、

現在の会社を継続する。

販売方法を改善する。

媒介契約の更新時に会社を変更する。

買取も検討する。

といった選択肢を比較できます。

家が売れないときこそ「再査定」で現在価格を確認する

複数社から届いたマンション査定資料を比較する夫婦

家を売り出してから数か月たっている場合、

最初に査定を受けたときと市場状況が変わっている可能性があります。

また、

最初から1社だけに査定を依頼していた場合は、

現在の売出価格が適切なのか判断する材料が少ない状態です。

そこで選択肢になるのが、

再査定

です。

再査定の目的は、

「もっと高い査定額を出す会社を探すこと」

ではありません。

確認したいのは、

現在の市場ならいくらくらいなのか

そして、

他社ならどう売るのか

です。


再査定ではこの5項目を比較する

別の不動産会社へ相談するときは、

次の5つを確認してください。

①現在の査定価格

今の市場でどのくらいの価格が妥当なのか。

②売れない原因

現在の販売状況を見て、何が原因だと考えるのか。

③販売戦略

その会社なら、どのように販売するのか。

④想定売却期間

どのくらいの期間を想定しているのか。

⑤担当者

説明が具体的で、質問にきちんと答えてくれるか。

ここまで比較すれば、

単なる査定額の比較ではなく、

販売方法そのもののセカンドオピニオン

として活用できます。

売れないなら「値下げ」の前に他社の意見も確認する

家が売れないと、

「もっと価格を下げなければ」

と思ってしまいます。

しかし、

100万円。

200万円。

と値下げする前に、

一度確認してください。

本当に価格だけが原因でしょうか?

写真。

広告。

内覧。

競合物件。

販売戦略。

担当者。

ほかにも見直せるポイントがあります。

特に、

「最初から1社しか査定を受けていない」

「値下げしか提案されない」

「数か月たっても販売戦略が変わらない」

という場合は、他社の査定や販売提案を聞くことで判断材料が増えます。

HOME4Uなら、複数の不動産会社へ査定を依頼して比較できます。

再査定するときは、

一番高い査定額を選ぶのではなく、売れない原因と改善策まで比較してください。


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まだ現在の不動産会社へ任せるか迷っている段階でも、別の会社の意見を知れば比較材料になります。

不動産査定について詳しく確認したい方は、

不動産査定の嘘と真実・高額査定に騙されない7つの見抜き方

も参考にしてください。

原因6|物件そのものに「売りにくい条件」がある

築年数の古い戸建てを点検しながら売却方法を相談する夫婦と営業担当者

価格。

写真。

広告。

内覧。

販売戦略。

ここまで見直しても売れない場合は、

物件そのものに売りにくい条件がないか

確認してみましょう。

例えば、

・築年数が古い

・旧耐震基準の住宅

・建物の傷みが大きい

・再建築に制限がある

・土地の形が特殊

・接道条件がよくない

・境界がはっきりしていない

・大規模な修繕が必要

・相続関係が整理できていない

などです。

このような条件があるからといって、

必ず売れないわけではありません。

重要なのは、

物件の条件に合った売却方法を選んでいるかどうかです。


古い家なら「建物」だけで考えない

例えば築40年、50年という戸建ての場合、

「古いから価値がない」

と思うかもしれません。

しかし、

建物は古くても土地に価値があるケースがあります。

また、

古家付き土地として探している人。

自分でリノベーションしたい人。

投資目的で購入したい人。

などが購入候補になる可能性もあります。

そのため、

「古いから解体しましょう」

とすぐ決めるのではなく、

現状のまま売る

古家付き土地として売る

解体して土地として売る

不動産会社へ買取を相談する

など、複数の方法を比較しましょう。


売る前に高額なリフォームをしない

家が売れないと、

「リフォームすれば売れるのでは?」

と考えることがあります。

しかし、

売却前の高額リフォームは慎重に判断してください。

例えば300万円かけてリフォームしても、

売却価格が300万円以上高くなるとは限りません。

購入希望者の中には、

「古いまま安く買って、自分好みにリフォームしたい」

という人もいます。

そのため、

リフォーム。

解体。

大規模修繕。

などをする前に、不動産会社へ相談してください。

できれば複数社へ、

「現状のまま売る場合」

「手を加えてから売る場合」

の両方を聞いて比較すると判断しやすくなります。


旧耐震住宅を売却している方は、

旧耐震住宅は売れる?後悔しない売却7つの鉄則

も参考にしてください。


原因7|「仲介で売る」ことだけにこだわっている

仲介と買取の2つの売却方法を比較する夫婦

一般的に家を売るときは、

不動産会社へ仲介を依頼して購入希望者を探します。

しかし、

何か月も売れない。

売却期限が迫っている。

相続した空き家を早く整理したい。

住宅ローンの負担が大きい。

という場合は、

仲介以外の方法も比較する

ことを考えてみましょう。

代表的なのが、

不動産会社による買取

です。


仲介と買取は何が違う?

仲介では、不動産会社に販売を依頼し、主に一般の購入希望者を探します。

条件が合えば、買取より高く売れる可能性があります。

一方、

いつ買主が見つかるかは確定しません。

買取は、不動産会社などが直接物件を購入する方法です。

一般的には仲介より売却価格が低くなる傾向がありますが、

売却時期を見通しやすいという特徴があります。

つまり、

高く売れる可能性を重視するなら仲介

売却時期や確実性を重視するなら買取も比較

という考え方ができます。


「売れないから即買取」でもない

ここでも極端に考える必要はありません。

例えば、

3か月間仲介で販売したけれど売れなかった。

だからすぐ買取。

ではなく、

まず、

「なぜ仲介で売れなかったのか」

を確認してください。

価格に問題があったのか。

広告に問題があったのか。

担当者に問題があったのか。

そもそも一般の購入希望者が見つかりにくい物件なのか。

原因によって次の方法が変わります。

他社へ仲介を依頼すれば売れる可能性があるなら、

会社を変更して再販売する方法があります。

一方、

期限が迫っている。

物件の条件が特殊。

早く現金化したい。

という場合は、買取も有力な選択肢になります。


不動産買取について詳しく知りたい方は、

不動産スピード買取完全ガイド

も参考にしてください。


仲介を続けるか、会社を変えるか、買取にするか

仲介継続・不動産会社変更・買取の3つの方法を比較する夫婦

家が売れないとき、大きく3つの選択肢があります。

選択肢1|現在の会社で仲介を続ける

現在の担当者が、

売れない原因を分析している。

具体的な改善策を提案している。

販売活動についてきちんと報告している。

という場合は、販売方法を改善しながら継続する選択肢があります。


選択肢2|別の不動産会社を検討する

現在の担当者から、

販売状況の説明がない。

具体的な改善提案がない。

値下げしか提案されない。

連絡がほとんどない。

という状態なら、他社の意見を聞いてみる方法があります。

同じ物件でも、不動産会社によって販売方法が変わることがあります。


選択肢3|買取を比較する

売却期限が迫っている。

空き家の管理負担を早くなくしたい。

一般の購入希望者が見つかりにくい。

早く売却したい。

という場合は、買取価格も確認してみましょう。

ただし、

最初の買取価格だけで即決しない

ことが重要です。

仲介査定と同じように、複数社の条件を比較して判断してください。

家が売れないときの7ステップ

家が売れない原因を7ステップで確認する夫婦

「結局、何からやればいいの?」

という方のために、ここまでの内容を順番に整理します。

STEP1|問い合わせ件数を確認する

まず、

問い合わせがないのか。

問い合わせはあるのか。

を確認します。

問い合わせが少ないなら、

価格。

広告。

写真。

競合物件。

などをチェックします。


STEP2|内覧件数を確認する

問い合わせはあるのに内覧につながらない場合は、

広告内容と実際の条件にズレがないか確認します。

内覧はあるのに売れない場合は、

室内の印象や価格とのバランスを確認します。


STEP3|競合物件と比較する

同じ地域。

同じ価格帯。

似た築年数。

似た広さ。

の物件を確認します。

購入希望者から見て、

自宅がどう見えているのかを考えてみましょう。


STEP4|広告と写真を見直す

自宅の広告ページを購入希望者のつもりで見てください。

写真。

間取り。

説明文。

物件の特徴。

周辺環境。

などが十分伝わっているか確認します。


STEP5|担当者へ販売戦略を聞く

担当者へ、

「なぜ売れていないと思いますか?」

「次に何を改善しますか?」

と聞いてください。

ここで具体的な答えが出てくるかが重要です。


STEP6|他社へ再査定を依頼する

現在の販売方法に疑問がある場合は、他社の意見も聞いてみます。

比較するのは査定価格だけではありません。

売れない原因。

販売方法。

想定売却期間。

担当者。

まで比較します。


STEP7|仲介・会社変更・買取を比較する

最後に、

現在の会社で継続。

別会社へ変更。

買取。

という選択肢を比較します。

重要なのは、

「売れないから焦って決める」のではなく、原因を確認してから方法を選ぶこと

です。

家が売れないときのチェックリスト

家が売れない原因をチェックリストで確認する女性

次の項目を確認してみてください。

□ 問い合わせ件数を確認した

□ 内覧件数を確認した

□ 内覧者の感想を聞いた

□ 周辺の競合物件を確認した

□ 売出価格が相場と合っているか確認した

□ 自宅の広告ページを確認した

□ 写真を見直した

□ 室内を整理した

□ 担当者から販売状況の報告を受けている

□ 今後の販売戦略を確認した

□ 値下げする理由を確認した

□ 他社の査定・販売提案も確認した

□ 仲介と買取を比較した

特に、

「問い合わせ件数が分からない」

「担当者から販売状況を聞いていない」

という場合は、一度担当者へ確認することをおすすめします。

こんな状態なら「再査定」を検討しましょう

スマートフォンで別の不動産会社へ再査定を依頼する女性

次のような状態が続いている場合は、他社の意見を聞いてみるタイミングかもしれません。

・2〜3か月たってもほとんど問い合わせがない

・内覧はあるのに購入申し込みにつながらない

・値下げを繰り返している

・担当者から販売状況の説明がない

・「もう少し待ちましょう」しか言われない

・広告内容がほとんど変わらない

・売れない原因を説明してもらえない

・最初から1社だけに査定を依頼した

ただし、

「2か月売れなければ必ず会社を変更する」

という意味ではありません。

物件や地域、市況によって売却期間は違います。

大切なのは、

売れない期間ではなく、その間に何をしているか

です。

現在の会社が原因を分析し、具体的な改善を続けているなら、そのまま任せる判断もあります。

反対に、

何も改善されないまま時間だけが過ぎているなら、

他社の意見を聞く価値があります。

まとめ|家が売れないときは「値下げ」より先に原因を探す

販売方法を見直し、家の売却に向けて前向きに相談する夫婦と営業担当者

家がなかなか売れないと、

「この家には価値がないのでは?」

「もっと安くしないと売れないのでは?」

と不安になるかもしれません。

しかし、

売れない原因は価格だけとは限りません。

今回紹介した7つの原因を振り返ります。

原因1|売出価格が相場と合っていない

原因2|物件写真・広告で魅力が伝わっていない

原因3|内覧で物件の印象を落としている

原因4|売却時期や競合物件の影響を受けている

原因5|不動産会社の販売戦略が弱い

原因6|物件そのものに売りにくい条件がある

原因7|仲介で売ることだけにこだわっている

家が売れないときに最初にするのは、

値下げではなく原因の確認

です。

問い合わせはあるのか。

内覧はあるのか。

広告は適切か。

競合物件と比べてどうなのか。

担当者は具体的な改善策を提案しているか。

ここまで確認してから、

価格調整。

販売方法の変更。

不動産会社の変更。

買取。

などを検討してください。

家が売れないなら「別の会社ならどう売るか」を確認する

家が売れない状態が続いているなら、

現在の会社へ任せ続ける。

値下げする。

会社を変更する。

買取を利用する。

といった選択肢があります。

しかし、判断材料が現在の不動産会社の意見だけでは、

本当にその方法が適切なのか

判断するのは簡単ではありません。

そこで、一度別の不動産会社の査定や販売提案を確認してみる方法があります。

HOME4Uなら、複数の不動産会社へ査定を依頼して比較できます。

再査定するときに重要なのは、

「今より高い査定額を出す会社」を探すことではありません。

確認したいのは、

「なぜ今の家が売れていないのか」

そして、

「その会社ならどうやって売るのか」

です。

査定価格。

査定根拠。

販売戦略。

想定売却期間。

担当者。

まで比較してください。


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100万円、200万円と値下げする前に、別の会社の意見を聞くことで新しい選択肢が見つかる可能性があります。

現在の媒介契約がある場合は、契約内容や契約期間などを確認したうえで進めましょう。

不動産売却全体をもう一度基本から確認したい方は、

不動産売却完全ガイド|家を高く・早く売る7つの鉄則

もあわせてご覧ください。

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