「不動産営業って、ノルマがきつそう…」
「未経験でも本当にやっていけるのかな?」
そう感じているあなた。安心してください。
私も25年前、まったくの異業種から不動産の世界に飛び込みました。右も左も分からず、最初の契約まで半年もかかりました。正直、何度もやめようかと思いました。
でも、ある“5つの心得”を意識するようになってから、成績は急上昇。
今では不動産会社の経営者になっています。
今回は、その私の経験をもとに、「不動産営業として成功するための5つの心得」を、これから業界に飛び込むあなたに向けてお伝えします。
この5つを意識すれば、不安は自信に変わります。
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第1の心得:「売る」より「聴く」が先
多くの新人営業がやってしまうのが、「とにかく商品の説明をしよう」とすること。
でも、不動産営業の本質は“聞く力”にあります。
お客様が「なぜ家を買いたいのか」「どんな生活をしたいのか」を深く聴くことができれば、信頼は自然と生まれます。
たとえば、「駅近のマンションがいい」と言うお客様でも、実は「子どもの通学が心配」だから駅近を希望しているかもしれません。
その背景まで聴けるかどうかで、提案の質はまるで変わります。
私は新人の頃、上司にこう言われました。
「お客様の言葉の“裏”を聴け。それができれば、自然に契約になる。」
まさにその通りでした。
第2の心得:物件知識より“人間力”
確かに、土地の相場や住宅ローン、建築法など、不動産は専門知識が多い仕事です。
しかし、最初から完璧に覚える必要はありません。
実際、私が初契約を取ったときは、知識よりも「誠実さ」で信頼を得た結果でした。
分からないことは正直に「確認してからご連絡します」と伝え、すぐに調べて回答する。その繰り返しで「この人は信頼できる」と思ってもらえたのです。
営業において“人間力”とは、
- 嘘をつかない
- 約束を守る
- 感謝を忘れない
この3つを貫くこと。
知識は後からいくらでも身につきます。
でも人としての信用を失えば、どんなに物件を知っていてもお客様は心を開きません。
第3の心得:断られても「チャンス」と捉える
不動産営業では「断られる」ことが日常です。
1日で何件も断られることだってあります。
でも、ここで折れてしまうか、成長の糧にできるかが大きな分かれ道。
断られたときに「なぜ断られたのか」を冷静に振り返ることができれば、それは次へのヒントになります。
たとえば、提案のタイミングが悪かったのか、相手のニーズを十分に聞けていなかったのか。
私は一時期、30件連続で断られたことがあります。正直、心が折れかけました。
でも、その期間に自分の話し方を録音し、改善を重ねた結果、翌月には3件の契約をいただけました。
断られることは、あなたが「挑戦している証」です。
挑戦を続ける限り、成長は止まりません。
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第4の心得:数字ではなく「感謝」で動く
営業というと、「ノルマ」や「数字」に追われるイメージがあるかもしれません。
確かに数字は大事です。
でも、数字だけを追いかけると心が折れてしまいます。
私が変わったきっかけは、「契約=感謝の結果」と思えるようになったこと。
「契約を取るため」ではなく、「この人に喜んでもらいたい」という気持ちで動いたとき、不思議と結果もついてきました。
お客様から「あなたが担当で良かった」と言われる瞬間ほど、営業冥利に尽きるものはありません。
その言葉が、どんな数字よりも心を満たしてくれます。
営業は“感謝の連鎖”を生む仕事です。
あなたが誰かを想って行動すれば、その想いは必ず伝わります。
第5の心得:仲間と助け合うことを忘れない
不動産営業は、個人プレーのように見えて、実はチームワークの仕事です。
上司、同僚、事務スタッフ、施工会社、司法書士、金融機関…
たくさんの人の支えで1つの契約が成立します。
困ったときは素直に助けを求めましょう。
私は新人の頃、プライドが邪魔をして質問できず、何度もミスをしました。
けれど、先輩に素直に相談するようになってからは、仕事が一気に楽になりました。
助けを求めることは“弱さ”ではなく“成長の証”です。
周りに感謝しながら働ける人は、必ず長く愛される営業になります。
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まとめ:不動産営業は「人を幸せにする仕事」
不動産営業という仕事は、家という人生最大の買い物に関わる大切な仕事です。
お客様の人生の節目に立ち会える、やりがいのある仕事です。
もちろん楽な仕事ではありません。
でも、「誰かの夢を形にする」喜びを味わえるのは、この仕事ならでは。
あなたがこれからこの世界に飛び込むなら、ぜひ次の5つの心得を胸に刻んでください。
✅ 不動産営業で成功する5つの心得
- 「売る」より「聴く」が先
- 知識より「人間力」
- 断られてもチャンスと捉える
- 数字より感謝で動く
- 仲間を大切にする
あなたの誠実さと情熱があれば、きっとお客様に喜ばれる営業になれます。
不安を感じている今こそ、スタートラインに立っている証拠です。
25年この業界で働いてきた私から一言。
「自分を信じて、一歩を踏み出してください。」
その一歩が、あなたの人生を大きく変えるはずです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
以上、コロコロでした!
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