家を売りに出してるけど、全然売れないな・・・
と、思っている方向けの記事です。
自分の家が何で売れないのか、チェックする意味でこの記事を読んでください
心当たりがある項目があるかもしれません。
ちょっと怖くなる不動産会社の手口も紹介します。
筆者の不動産業界25年の経験から、家が売れない理由を解説していきます。
家を売りに出して、なかなか売れないと焦りが出てきますよね・・・
この記事を読んでみて、自分がやっていなかったことや、不動産会社から聞いていなかったことがあれば改善するようにして下さい。
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不動産の売却をご検討なら【三井のリハウス】あなたの家が売れない理由5選
家を不動産会社に売りに出すのを依頼して、期間が結構経ったのに、売れないときは、なにか問題があります。
やるべきことをきちんとやっていれば、不動産は売れます。
家が売れない理由について5つお話していきます
チェックしてみてください
家が売れない理由5選
- 値段が適切ではない
- 広告量が少ない
- レインズ登録していない
- 見栄えをいいようにしていない
- 時期を見きわめる
一つづつ解説します
1.値段が適切ではない
これが、一番の理由の場合が多いです。
やはり不動産は値段が大きくものを言います。
依頼している不動産会社が、広告活動をきちんとして、誠意をもって仕事をしていれば家は売れます。
売れないのなら、値段が高いという事が考えられます。
値段の見直しについて不動産会社と相談してみましょう。
但し、先ほども言ったように、広告もちゃんとして、不動産会社が誠意をもって仕事をしていれば、という前提のもとの話です。
広告活動をちゃんとしていなければ、売れないというのは想像できると思うのですが、誠意をもって仕事をしていない、というのが、どういうことか分かりにくいと思うので、説明します。
相場からそんなに外れていない物件だと、通常、お客さんから問い合わせのメールや電話が不動産会社にあります。
問い合わせをしてきたお客さんに対して、「もう契約予定です」とか、「もう決まりました」と言って、その物件を売らない、という事をする会社があります。
「えっ⁉ そんなことしたらその不動産会社も仲介手数料がもらえないから損じゃない?」
と思うかもしれません。
それには、別の狙いがあります。
売れない事で売主が焦ってきたら、その不動産会社が安くたたいて自分が買おうとしているのです。
そのために、お客さんから問い合わせが来ても、案内につなげず、売主さんには、
「問い合わせもないから値段を下げましょう」
と言ってきます。
これは家の売却の依頼を受けている不動産会社の対応として、最悪です。
全く誠意を欠いた行為です。
「問い合わせもないから値段を下げましょう」
と言ってきた時に、本当に高くて問い合わせがないのか、不動産会社の誠意を欠いたやり方なのか、見分けるのが難しいです。
このやり方をする不動産会社は許せないですが、悲しいことに実際に存在します。
なので、信用できる不動産会社を慎重に選ぶようにして下さい。
2.広告量が少ない
不動産会社は売却の依頼を受けると、広告を出して、家を探している人にアピールすることになります。
ただ、広告を出すには費用がかかります。
その費用は不動産会社負担になるので、不動産会社によっては広告費をなるべく抑えよう、という考えを持っていても不思議はありません。
しかし、抑えすぎるとアピール不足になり、なかなか家を探している人の目に留まらないという事になります。
少なくても、依頼した会社のホームページ、ポータルサイト(スーモ、アットホーム、ホームズ等)、店頭広告、ぐらいは広告を売ってほしいところです。
これは、どこまでやってくれているかはネットで見たり、店頭に行ったりしたら確認できるのでしてみましょう。
業務状況報告書をもらっているなら、その用紙にも、どんな広告活動をしているか書いてあるはずですので、本当にやっているか確認してみて下さい。
3.レインズ登録していない
不動産会社は売却の依頼を受けると、「媒介契約」を結ぶように言ってきます。
家を売りに出すことを依頼する、依頼を受ける、という契約の事です。
この媒介契約には、3つの種類があります。
その契約の種類によって、違いますが、契約をしてから1週間、2週間すると、「レインズ」という機関に登録をしなければならないことになっています。
その登録までの期間は媒介契約書に書いていますので、どこかの不動産会社に依頼している人は確認してみてください。
「レインズ」に登録すると、その売りに出している情報が、全不動産会社にいきわたる事になります。
登録された物件にぴったりのお客さんを持っている不動産会社がお客さんを連れてきて決まる、という事が起こりやすくなります。
そうなると、依頼を受けていた不動産会社は、売主さんからは仲介手数料をもらえるけど、買主さんからは、仲介手数料をもらえなくなります。
それを嫌って、「レインズ」に登録しなければならない義務を果たさず、自社だけで販売活動を続けるという事をする会社が結構ありました。
これは、大手と呼ばれる不動産会社でもかなりやっていました。
しかし数年前から、依頼した売主が自らネットで、「レインズ」に登録されているか確認できるようになったので必ずしてください
登録済みの書面を見せられても信用してはいけません。
登録して、登録したという書類をプリントアウトして、すぐにレインズ登録を解除するという事もできるので、定期的にネットで自分で確認するようにして下さい。
不動産会社を信用しすぎてはいけませんよ。
4.見栄えをいいようにしていない
上記の、①値段が適切ではない ②広告量が少ない ③レインズ登録していない の3つは不動産会社に問題があるケースで紹介しましたが、今回の ④見栄えをいいようにしていない は自分でできることになります。
不動産会社から、「一度中を見たいというお客様がいるので案内したい」といった連絡が来ることがあります。
その時に、見に来たお客さんが気に入るように、家の中をきれいにしておくのは絶対必要なことです。
これを怠ったら売れるものも売れなくなってしまいます。
具体的には、
・掃除機をかける
・水回り(お風呂、洗面、トイレ)は磨いておく
・窓を開けて、空気の入れ替えをしておく
・電気をつけれるだけつけて、明るくしておく
・なるだけ荷物を収納の中に入れて、部屋を広く見えるようにしておく
ぐらいのことはしておきましょう。
暗くて狭い印象を持たれるといいことはないです。
5.時期を見きわめる
一年のうちで、不動産がよく売れる時期、売れない時期というのがあります。
売れるのは、春と秋、売れないのは、真夏、年末年始、等です。
なので真夏に売りに出してすぐに売れなくても、不思議でもないし、不動産会社の怠慢ではない可能性も高いです。
なので、そのことは頭に入れておきましょう。
売れにくい時期に、焦って値段を下げたりするのも得策ではありません。
急いで売らなければならない理由があれば別ですが。
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不動産の売却をご検討なら【三井のリハウス】まとめ
不動産を売りに出してもなかなか売れない理由についてお話してきました。
不動産会社の、悪い考え方、手口も少し紹介できました。
個人的に、誠意を欠いた不動産会社は、業界から退場してもらいたい気持ちなので、少しとはいえ紹介できてよかったという気分です。
ほんとに、皆さんだまされないようにしてほしいです。
不動産会社にまかせっきりにするのではなく、自分でチェックできることもありますので、さぼらずやるようにして下さい。
切に願います。
不動産はあなたの人生にとって、大事な財産のはずです。
売るとなったら、適切な値段でしっかりと安全に売りたいですよね。
この記事があなたの家の売却のお役に立てたならうれしく思います
以上、コロコロでした。
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