過去、外壁塗装工事はたくさん請け負わせて頂きました。
外壁塗装工事を失敗することってまずないのですが、一度だけ失敗があります。
その失敗がどんな失敗だったかをお話していきます。
これから外壁塗装をしようとお考えの方は、今からお話する失敗の理由をわかっている業者かどうかを、業者選びのポイントに付け加えてみてください。
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今回お話する失敗とは、ズバリ
「塗装の剝がれ」です!
きちっと塗装した塗料が数日で剝がれてきたのです。
いったいなぜだったんでしょう?
順にお話していきます。
塗装工事を請け負った家の概要
まず、その時に塗装工事を請け負った家がどんな家だったのかお話します。
築年数 : 築15年
構造 : 1階 鉄筋コンクリート造
2,3階 木造
外壁 : 1階 吹付塗装
2,3階 窯業系サイディング
こんな感じでした。
ちょうど外壁塗装のタイミングにきている状態でした。
実際の工事の状況
仕事のご依頼をいただき、下見を済ませ、いよいよ工事日になりました。
当日は晴天でした。工事日よりでした。
- 足場を組む
- 高圧洗浄
- 下地処理
- 下塗り
- 中塗り
- 上塗り
というふうに、問題もなく順調に進み、完成しました。
うまく仕上がった手ごたえが自分でもありました。
お客様にも喜んでいただき、保証書をお渡しして、お支払いもしていただき無事仕事が終了した、と思っていました。
数日後、お客様から連絡があり、「塗装が浮いてきてはがれている」と連絡があり、急いで見に行きました。
移動中、しっかり仕事はしていたし、剝がれてくる要因が思い浮かばないなぁと思っていました。
実際に現地に到着して剝がれているところを見てみると、
「あっ!そういうことか!」
と、思いました。
※実際の現場の写真ではありません
窯業系サイディングの部分はきれいに塗れていました。
しかし、サイディングとサイディングの継目に打っているコーキング材の所に塗った塗料だけきれいに剝がれていました。
つまり、コーキングの材料と、今回塗った塗料の相性が悪く、塗料がコーキング材にうまくのっていない、ということが分かりました。
相性が悪いので、塗料をはじいてしまっている現象が起こっていました。
コーキング材と塗料に相性が悪いということがあるのを知らなかったこちら側の完全な落ち度です。
その後の補修工事
お客様には原因を説明して、どういう風に補修していくかを説明し、了解をいただきました。
そして補修工事に入りました。
補修方法は、コーキング部分を全部相性のいい塗料で塗りなおすという方法です。
足場からやり直しなので、それなりに費用が掛かりますが、自分のせいなので仕方ないところです。
お客様にもご心配をかけてしまい、自分も大きな出費だったので、苦い経験となりました。
今後への教訓
今後こういうことがないようにするために、「コーキング材と塗料の相性を事前に確認する」というのがマストです。
大体どの業者さんも、外壁材と塗料の相性が悪いかどうかはわかっています。
わかっているというか、そもそも外壁に塗るために作られている塗料なので、「相性が悪くてはじく」
ということはまずないのです。
コーキングもほとんどが大丈夫なので、相性まで気にしないことがあります。
なので、これから外壁塗装をしようとお考えの方は、コーキングの上から塗料を塗る場合は、「コーキングと塗料の相性」の確認を業者さんにお願いするようにしてください。
当社のミスを生かしてほしいです。
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今回、自分の失敗のお話をしてきました。
仕事を依頼していただく業者としての目線からの失敗のお話でした。
注文するお客さんという立場からの失敗として、
「金額が高かった」
「色が実際に塗ってみると思ってたのと違う」
「いい加減な工事をされた」
「保証の話をしていなかった」
等、あると思います。業者の探し方、選び方を調べるのと同時に、失敗談も調べておくと、今後外壁塗装工事を頼むときに、ためになると思います。
以上、コロコロでした!
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